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2006年10月30日 (月)

地獄大図鑑

私の友達の義雄(よしお)さんは、

絶対に、蚊さえも、

あの小憎たらしい蚊さえも殺さないというの。 

 

 

はぁ?

なんでよ。

あんなかゆいだけで、何の役にも立たないモノを。

嘘だ。

 

 

と言うと、

彼の幼なじみも、

「そう言えば、昔からこいつ、そうだった。」

と言うから、ホントなのかもしれないの。

 

  

 

小さい頃、義雄さんは、

ある恐い本を読んだんだって。

 

その本には、

 

たった一匹のアリを殺しただけで、

地獄に堕ちた人の絵が書いてあるんだって。

 

 

笑った。

腹がよじれるほど笑ったよ。

 

すると義雄さんは、

猛烈に語る。

 

 

それによるとね、

それはそれは例えようもない程の恐ろしい絵なんだそうな。

まさに地獄絵図だってよ。

必死な形相で彼は語る。

 

 

アリだよ。アリアリ┐(´ー`)┌

絵だよ。絵絵( ´,_ゝ`)。

ますます腹がよじれるほど笑った。

 

 

そして、それでも

「笑え。笑え。笑いたくば笑え。

それでも俺は殺さない(i|!゜Д゚i|!)。」

 

 

と頑なな義雄さんを見て、

その例えようもない、すんごい恐い絵を見て青くなっている

義雄少年を想像して私は、

 

 

 

ますます笑った。

 

 

 

でも、大の大人が、未だにこんなにビビっている本があるならば。

本当にあるならば、

 

 

みんな読んだら、

少年犯罪は無くなるんじゃないかしら。

素敵だわ。

 

そして、

その本が本当ならば、

  

  

子供の頃、

ミミズは切っても切っても生きていると言うけれど、

何等分まで生きているのかしら。

と、みじん切りにしたり、

 

トンボをペットにするんだと、

トンボの胴体にヒモを付けて散歩をし、

うっかり胴体ちょん切っちゃったことのある私が、

 

 

一番ビビるかもしれない。

と、ちょっと恐くなった。

 

 

 

今は出来ないよ。

言っとくけど。

 

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2006年10月29日 (日)

危険です3

引っ越したいなぁ。

 

ここ気に入ってるんだけど、

長く居すぎたのかもしれない。

 

いつだったか、『のぞき』の話をしたけど、

なんだか、この部屋ものぞかれてるようだよ。

 

ちょっと前になるけど、

夜、自転車で帰ってきたの。

玄関から物音がして、

のぞき穴をのぞいたら、

白いTシャツの男が、玄関の前にしゃがんでいて、

新聞受けから部屋を覗いている(新聞受けがあるから中見えないけど)。

 

 

恐くて震えた。

得体の知れないモノというのは、本当に恐い。

 

そして、横から見たら、

私達は、お互いを覗き合っていたかと思うと、

ますます恐い。

 

 

あ!

アイツだ!!

アイツに違いない!!!

 

私は、さっき部屋に入る寸前に、

白いTシャツの男を自転車で抜かした。

 

 

アイツ・・・

 

 

抜かされたのが、そんなに悔しかったのか!?

そんなに悔しいなら、オリンピック並の競歩で帰れ!!

 

変なモノを拾ってきたものだ。

でも、その時は、ホント正直、部屋で震えていたんだ。

 

 

そんな話をしたら、

なんと佐野君は、

私に、防犯ベルを買ってきてくれた。

さらに、

「夜遅くに家に帰る時は、連絡してよ。

家に入るの見ててあげるよ。」

と、ご近所の佐野君は言ってくれた。

 

この子ったら、この子ったら、なんて良い子なの?

神様、こんな子が世の中にいるのね・・・。

 

そう思いましたよ。

 

で、

お言葉に甘えて、

1ヶ月くらいかな、

夜遅い帰宅の時は、

佐野君に電話して、見ててもらったの。

佐野君は、嫌な顔一つせずに、私が部屋に入るのを見届けて、

そして帰って行った。

 

 

部屋に入ると、思い出した。

洗濯物、干しっぱなしだったね(^_^)。

 

 

ガラガラ・・・。

 

 

!!

 

 

上の階の踊り場から、

ふいに男が、にょきっと顔を出した。

 

私も動けず、

そいつも、まさかベランダに出ているとは思わなくて、

ビックリしたのだろう。

しばらく二人で目があったまま動けずにいた。

正体が明らかになったせいか、

この間より圧倒的に、恐怖心は少なかった。

 

 

で、

すんごく冷静に、

警察よりも、まだ家に着いていないであろう、

佐野君に電話した。

 

 

トゥルルル・・・。トゥルルル・・・。トゥルルル・・・。

 

 

 

 

出ないなぁ・・・。

出ないなぁじゃなーーーい!!

おい!!

佐野ーーーーー!!

 

 

今出ないで、どうするーーーーー!?

 

 

 

余裕だった私の顔がひきつる。

 

 

 

敵は、私がベランダから見ているので、

階段を下りて行くことも出来ず、

じっとしている。

 

 

 

やっぱ。コワ。

お部屋に戻る。

 

しばらくして、佐野君から電話。

 

「えーーー!?

ごめん!!今行く!!」

と言って来てくれたものの、そいつは居るはずもなかった。

 

 

 

同じ人物なのかはわからないけど、

確実にマークされてるのはわかった。

今こうしている間も、覗かれているのかもしれないし、

そうじゃないのかもしれない。

 

あれ以来、

ベランダに洗濯物を干さなくなったし、

ベランダに出ることもやめたから。

知るのが恐いからね。

 

だからたまに、不動産やさんの前を通ると、

物件を見に、足を止めてしまうんだ。

 

 

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2006年10月27日 (金)

今欲しいモノ

車の免許だけは、絶対に取るまい。

  

世の中の為に。

 

 

そう思っていた。

全く興味もなかったし。

 

 

そんな私が、今、教習所を探している。

 

免許が欲しい。

あぁ、免許が欲しい。

 

毎日そればかり考えている。

そればかりは言い過ぎた。

 

絶対って、世の中に無いのね。

 

 

私は、たくさんの事をいっぺんに出来ない。

 

切符を手に握って、電車に乗っていて、本を読んだり、メールしたりすると、

絶対に切符が手から落ちている。

何度改札の前で、ワサワサしたあげく、悔しい思いをしたことか・・・。

あぁ、思い出すだけで腹が立つ(-_-)。

自分に。

 

 

みんなで楽しくご飯を食べていても、

食べてる間は、ほぼ、口をきかない。

まるで、何かに取り憑かれているようだと言われる。

で、

食べ終わってから話に加わる。

 

 

右左、1個ずれのグーチョキパーが出来ない。

いつか必ず、左手が、

どれにも属さない、「OK」の手になる。

 

そこで止まる。なぜか。

 

もちろん、じゃんけんでそんなモノを出したことはないよ。

 

 

 

そんな私が、車運転しちゃダメだよね。

事故起こす。事故。

知ってるもんね。

私は己を。

 

 

だって、車ったら、あれでしょ。

 

信号見ながらバックミラー見て、サイドミラー見て、

合わせ鏡するんでしょ?

 

 

 

 

 

 

知ってるよ。

合わせ鏡はしないのは。

 

そんで、

猫とか鹿とか飛び出して来るんでしょ?

 

 

 

 

 

 

飛び出します。

むつおじちゃんの家の近くは鹿飛び出します。

 

そんで、雨降った日にゃぁ、

ワイパーとか目の前行ったり来たりしちゃうんでしょ?

 

 

 

 

 

アホか!

催眠術にかかるわ!!!

 

 

 

でも、欲しいの。

反対ですか?

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2006年10月26日 (木)

昔好きだった

岩盤浴のお店から出たら、

壁に、大きく、

「しゃらく」

という落書きがあった。

 

またι(◎д◎υ)ノ 。

 

 

 

同じ人なのかい?

ここにも来たのかい?

もしくは便乗したのかい?

 

 

 

それとも、流行っているのかい?

 

 

 

私はまた、乗り遅れているのかい?

 

 

 

 

なんだか、

尾崎豊の「シェリー」を思い出したのは、

私だけかい?

もしくは「SCRAMBLING ROCK’N’ROLL」(^_^)。

 

・・・し、知ってる世代(-_-)?

 

 

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2006年10月25日 (水)

何故だ

渋谷の改札で、

スイカをチャージしようと思ったら、

 

「あ。本物?」

 

と思って、思わず触ってしまった。

「しゃらく」の文字。

 

少し前にニュースで見た。

この「しゃらく」。

 

確か、

『自己表現のため』とか言って、

JRの券売機のタッチパネルに大量に彫られた落書きだ。

 

 

全部取り替えると、1億円以上の被害だって・・・。

こえ~。

 

私なんか、舞台の小道具一個壊したら、

髪の毛、全白髪になるほど、うろたえるけどな。

 

隣の券売機を覗いても、同じように、左下に、

「しゃらく」。

 

 

『自己表現』ね・・・

 

 

ここにあるの全部かぁ・・・ご苦労だなぁ。

この、左下ってのは、やっぱり・・・真ん中だと画面の邪魔になるからだな。

邪魔だなと思われるのは不本意なんだな。

ひっそり自己表現したいんだな。コレ。

 

浮世絵好きだけど、漢字だと、字数が多くて捕まっちゃうし、

「葛飾北斎」は、ひらがなだとカッコ悪かったんだって。

「かつしかほくさい」。

 

あぁ。なんとなく、わからないでもないなぁ。

 

「写楽」。

そんなに多くないよ。

 

質より、量だね。いっぱい残したかったんだね。

そして、

『自己表現』てからには、少しは捕まりたかったんだろうか・・・。

じゃぁ、

きっちり漢字で書いた方が良かったんじゃ・・・。

だって、字もさ・・・。

 

 

 

 

私は何故、

この人の気持ちになろうとしてるんだろう。

 

 

 

 

とか思いながら、

待ち合わせ時間より、25分早く着いて、

『109』なんて足を踏み入れた事のない謎の館の前で、

どう時間をつぶそうか考えながら、改札を出た。

 

 

 

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2006年10月24日 (火)

はまった

私はもしかしたら、軽い潔癖かもしれない。

 

健康ランドとか、温泉とか、

少し気持ち悪いの。

 

あんまり全面的に出すと、誘ってもらえなくなるからあんまり言わないけど、

本当は、気持ち悪い。

 

誘われれば行くよ。

楽しいは、楽しいと思うから。

 

 

でも、本当は気持ち悪い。

お風呂に置いてある椅子には、絶対座らないかも。

 

 

それから、サウナとか、長風呂もダメ。

苦手みたい。

 

長風呂して、

全裸で倒れてた事があります。

 

 

 

たった一人の部屋で。

 

 

 

2度ほど。

 

 

 

全裸で孤独死。

 

 

 

できれば避けたいですね(^_^)。

 

 

 

そんな私が、

 

 

そんな私が、

 

 

2度言った。

 

 

そんな私が、

雑菌の繁殖なんかで、雑誌とかに取り上げられている

 

岩盤浴にはまった。猛烈に。

 

  

 

なぜか。

 

 

 

もう、行きたくて行きたくてしょうがないのね。

 

でも雑菌恐いから、つま先立ちで歩いたり、

やたらと手足を洗ったり、

無駄な抵抗をしつつ、

 

 

じゃぁ、来るなよーーーー!!

 

 

と店員さんが言いたくなるような状態だけど、

もう、行きたくて行きたくてしょうがないのね。

 

暇があったら行ってる。

 

 

誰か、止めてください。

 

 

 

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2006年10月23日 (月)

知穂ちゃん

『I HAVE A DREAM』

『トラブルショー』

に外部出演してくれた

池田 知穂ちゃんのブログリンクしました。

 

 

すげぇ。

知穂ちゃんのプロフィール見たらさ、

 

好きな色:  ピンク、オレンジ  ←来た来た、ほら来た!!

好きな花:  チューリップ  ←く~!!

好きな食べ物:  大きいパフェ  ←なんだと~!!

 

 

ね。かわいいもんね。

人なつっこいし。

 

 

私なんかさ、

ピンクのキャミとか中に着てたら、

「何やってんの。」って、

知佳に言われたもんね。

 

花はこう見えて大好物なんだ(^_^)。

でも、大好物って書いてるじたいダメだとはうすうす気づいてるよ(-_-)。

 

私、ケーキなんか一個食べられないよ。

どんぶり飯は何杯でもいけるけどね(>_<)。

 

  

  

あーぁ。

 

 

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2006年10月22日 (日)

毅然としていて欲しい人

久しぶりに高校の時の友達と会った。

  

 

彼女は、少し前まで入院していたという。

「ピロリ菌」と蕁麻疹で。 

 

「ピロリ菌」・・・

 

なんて愛嬌のある名前だろう。

だけどとても恐ろしい菌だという。

 

 

「胃カメラ飲まなかったら気づかなかったんだ。」

  

「胃カメラ恐いよね。」

 

「そう、胃カメラ恐いじゃない。

だから、紹介してもらった、

すごく胃カメラ飲ませるのが上手いお医者さんの所に行ったの。」

 

「あ、じゃぁ、安心だね。

でも私は絶対飲まないけど。」

 

「それが安心じゃないんだよ。

胃カメラ飲ませんのは、本当に本当に上手かったんだ。

でも、それだけなの。」

 

「なんだ、それだけって。」

 

「それ以外が、からっきしだったんだよ。」

 

「?」

 

「チンていうんだ、先生。

中国人。

チンはさ、楽~にカメラ飲ましてくれたよ。

でもさ、胃カメラの前にのんだ薬で、

あたしアレルギーで蕁麻疹が出ちゃったの。」

 

「でも病院だからね~。まだ良かったね~。」

 

「ところがさ、

チン、大慌て。

私、こんな前例ありません!!

とか言って逃げ腰なんだ・・・。

 

何が恐いって、

チンの異常な動揺っぷりが恐かったよ。」

 

「やっぱり私、絶対飲まないわ(-_-)。」

 

 

私は、胃カメラをのんだまま、全身蕁麻疹に覆われ、

それをみた医者が大騒ぎする図を想像してみる・・・。

しかも異国訛りの日本語で。

 

 

地獄絵図だ。

 

 

病院で医者がひどく動揺している。

 

または、芝居を見て演出家が肩を落として頭を抱えている。

 

それは、同じくらい、想像したくない恐怖だ。

 

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2006年10月21日 (土)

リニューアル

と言うわけで、

どういうわけだ。

 

これを機に、

どれを機にだよ。

 

たばすこ座のホームページが、

リニューアルしたの。

 

名前もアドレスも変わりました~。

まだ、工事中もいっぱいだけど~。

 

 

4月にやった

「舞台に立ちたい」

が、全面的に書いてあって、

なんか、とんでもなく

『舞台に立ちたい集団』になってたからね。

まぁ、間違いではないんだけど・・・。

 

もちろん私らは出来ません。

JUNGO会長にやってもらった。

 

私は文字の色変えるのが関の山です。

 

 

 

関の山・・・

 

 

 

私、『関の山』ってお相撲さんいたら、

すごく応援するかも。

切なくて。

 

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2006年10月19日 (木)

たばすこ会議

いったいなんなんなんなんだ?

メンテナンスって。

 

 

まぁ、そんなに興味ないんだけどね(-_-)。

 

 

メンテナンスとやらで、

更新出来なかったから、

書き忘れちゃった。

 

 

 

そうそう、

和美と、由香と、私の作ってるユニット、

たばすこ座次回公演が決まりました。

 

 

よっ!!

 

 

なかなか楽しい公演になりそうな予感に、

小躍りしております。

  

 

詳細はまた後日お知らせしますね。

 

気が早いけど、

見に来て下さい(*^_^*)。

 

 

 

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見つめ合う時間

わかりきっていても、

人には確かめたくなる時があるものだね。

 

 

健康診断に行った。

 

 

やっぱりすごく健康だった。

 

 

ははん♪

 

 

ご機嫌だったけど、

帰りに受付の人に、

 

「先生は、匂いに敏感なので、

香水は着けないで来てください。」

 

と言われた。

 

私は、公演中は絶対に香水は着けないのね。

衣裳とかに着いたらいけないし、

自分も嫌だし、人のお芝居の邪魔になったら嫌だから。

 

だから、ここ何週間も香水なんて着けていないのになぁ。

 

でも、

あ、

もしかしたら、洗濯物の匂いかな?

とか、ちらっと思ったけど、

 

 

「体臭です。」

 

 

と言ってやった。

 

 

受付の人は、4秒間動かなくなったので、

私達は、

受付越しに4秒間見つめ合っていた。

 

 

 

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2006年10月16日 (月)

従姉妹の子

私の従姉妹の子は、

李咲(りさ)に、咲麗(さら)に、ジャックに、ブルックに、

涼里(すずり)に、和隆(かずたか)。

 

最近の子供は、みんな凝った名前だ。

 

一番大きいのは、李咲ちゃん。

4才。

 

子供が周りにいないので、

最初はどう扱ってイイか分からなかったけど、

彼女は、なかなかの一端。

 

信州にいるときは、

毎日お風呂は、贅沢にも近くの温泉。

 

自分で髪を洗うことが無かったそうだが、

私の隣で李咲ちゃんは、

私と同じかっこで、自分で髪を洗っている。

私はそれをはらはらしながら見ている。

 

そこへ、

2才ぐらいの女の子とお母さんが、

 

「ほら、お姉ちゃん自分で頭洗ってるよ。

凄いね~。」

 

「すごいね~。」

 

などと、李咲ちゃんを褒めちぎっている。

 

 

李咲ちゃんを見ると、

もう、これ以上無いくらいに、

胸をはってシャンプーでゴシゴシしていた。

 

 

ちょっとおもしろい。

 

 

泡がいっぱい残っていたので、

「流してあげる。」

と言うと、

 

「自分で出来るの。」

 

と言って、泡だらけの頭で湯船に消えていった。

 

 

私は、

少女が大人の階段を一歩上がるのを

見てしまったようで感動した。

 

 

 

NHKの教育番組は、

本当に不思議な世界だ。

 

得体の知れないキャラがわんさかなのね。

 

アニメーションで、

子供とも大人とも分からないふくよかな人がやってきて、

「おにぎりを持ってきたよ。

 

食べるね。

 

むしゃむしゃむしゃ。

 

・・・

 

また来るね。」

 

と言って、もと来た扉に戻っていった。

 

 

 

おい!!

待て!!

一体お前は・・・!?

 

突っ込みどころ満載なヤツらばかり出てきて、

私は取り残される。

 

李咲ちゃんはくつくつと笑っている。

私は余計に取り残される。

 

 

歌番組では、

テンションの高いお兄さんとお姉さんが、

「おにぎりがどうのこうの~」(また、おにぎりかよ。)

という歌を子供達と一緒に歌っている。

 

パラパラみたいに、みんな決まった振りで、

楽しそうに歌い踊っている。

 

李咲ちゃんは、しらっとした顔で見ている。 

 

歌番組は好きじゃないのかしら。 

 

と思ったら、

しらっとした顔のまま、

手は、みんなと同じ、

頭の上で三角を作る、あの振りを踊っている。

 

ななな、どうした?

 

と思ったら、

しらっとした顔のまま立ち上がったぞ。

 

そしてしらっとした顔のまま、

さらに激しく踊り出した。

 

 

楽しいのか。

実は楽しいんだな?

 

そう理解するまでに少し時間がかかった。

 

 

全く謎の生き物だ。

  

 

ふいに私の膝に乗ると、

李咲ちゃんから、

落ちてるんだか、落ちてないんだか、わからないままの

イチゴのシャンプーの匂いがした。

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2006年10月15日 (日)

高いもの

今日はすき焼きだ。

 

叔母さんが、

「松茸があるから入れるね。」

と言う。

 



「松茸を探す犬いたよね〜。」

 


「あ〜、匂いで探す犬でしょ?あと豚ね。」

 

「そうそう。

『松茸犬』て言うの?アレ。」

 


キッチンで仕事をしていた叔母さんが、

私と同い年の従姉妹との会話に入って来る。

 


「・・・マツタケケンて、誰だっけ?

マツケンよね。」

 




叔母さん、

それじゃ松平健が浮かばれないよ(・_・)。

 




むつおじちゃんにも聞いたんだ。

犬の事。

 



「マツケンか?」

 




うわぁ。

兄弟って凄いな。






そして私達もさ、

『松茸犬』じゃなく、

『トリュフ犬』だったことに気付いたのは、

夜も大分更けた頃だった。

 

 

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2006年10月14日 (土)

流派

不謹慎だと知りつつ、

お経を子守唄に、

いつも居眠りをしてしまう。

 

私は、自慢じゃないが、

自分が喪主をつとめたお葬式でさえ、

舟をこいだことがある。

 


だって、

あまりにいい声だし、

上手で、心地がいいんだもの。
(お経に上手、下手があるのかわからないが。)



 

「あの。

お歌、さぞかし上手なんでしょうね(・_・;)。」

 


なんてバカな質問。

でも、


気になるじゃないか。

歌ってないのに、

歌が上手いと分かるくらいなんだぞ。

どれだけ上手いんだよ。

 



「まぁ、そうかもしれませんが(やっぱこのレベルになると否定しないぞ。)、

何を歌っても、

お経チックなんです。


どこか、出てしまうというか・・・ 。


私達がみんなで歌いに行くじゃないですか、

そうすると、

その店が、その一角を中心に、嫌〜な空気に包まれるんです。

どこか、重〜い空気に。」





なるほど・・・。



お経テイストで歌われる、

CHEMISTRYや、平井堅の歌を想像してみる。





ありがたいじゃないか。

 

 

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2006年10月13日 (金)

大事な歯

関東は暑かったし、

薄着で失敗。




私は、信州の10月を、

完全になめきっていた


バスを降りた瞬間に、細胞が一斉に緊張した。




むつおじちゃんに電話をする。

久しぶりの、むつおじちゃんの声。

 



「着いたよ。」

 


「おぅ、そうか。

飯島のモブモブモブモブ・・・」

 


「え〜?何?。」

 



「飯島のモブモブモブモブ・・・」

 



すごいタイミングで、おばさんが電話に代わる。

 

 


「今、タクシー回したから、飯島のボビー・Jってお店に来て。」

 



あぁ、「ボビー・J」って言ったのか。

 


「モブモブモブモブ」っていったい何かと思ったよ。

 


むつおじちゃんは、

上の前歯が無い。

 

そのくせ、

従業員には、

 

「歯は大事だぞ、直しておけ。」

 

と言うらしい。

 

 



歯のせいでおじちゃんは、

英語やカタカナに弱いと、おばさんが言っていた。

 




モブモブモブモブ・・・

クッ(≧ω≦)。

 



しまった。

タクシーで思いだし笑いしちまった。

 


あぁ、タクシーの運転手さん、

恐いだろうなぁ。

今、後ろに、

一人で笑う変態を乗せてると思ったら、

さぞかし恐いだろうなぁ。

 



それにしても、

モブモブモブモブ・・・

クッ(≧ω≦)。

 

あ、またやっちゃった。

 




タクシーが着いた頃には、

むつおじちゃんは、

いい具合いに出来上がっていた。

 


「おい。タバコ買って来てくれ。

マイルドセブンの30ミリね。」





相変わらず、

無茶言うなぁ。

無いよね。30ミリ。

 

 

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2006年10月12日 (木)

村上さんちに帰宅?

青島さんは、帰宅していません

 

なぜならば・・・・・・・・

 

うちにいます。

 

 

                       由香。

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2006年10月11日 (水)

けいちゃん

ここんところ、

けいちゃんとよく一緒にいた。

 

劇場から帰るのも、

3度のご飯も、

公演も同じ組だったし、

そして、

けいちゃんは、劇中劇で、

私の幼少期を演じた。

 

だから私達は、いわゆる、

一心同体、sh

 

 

止めておこう。

 

これ言って、けいちゃんにポカーンてされたんだ。

 

 

で、

一緒にいる時間が長かったので、

けいちゃんは、すっかり、

私の扱いに慣れ、

上手に私をあしらうようになり、

また、

呆れるようになった。 

 

 

 

「ない。

切符が無い!!.゜。(゜Д゜;)≡(;゜Д゜)・。゜」

 

「え∑(゜д゜υ) !?」

 

「けいちゃん無いよ。

さっき手に握ってたんだよう~゚゚・(/□\*)・゚゚・。

ホントだよう~。

でも、気付いたら無いんだよう~(ノ_・。) 。」

 

「ポッケちゃんと見ました?」

 

「見~た~よ~。

とっくに見~た~よ~。

ひっくり返して見~た~よ~ 。」

 

「おかしいですね~(*-゛-)。」

 

「おかしいんだよう~(-公- ;)。」

 

「・・・そう言えば凛さん、スイカで入りましたよ(^_^;)。」

 

「何!?

あっ!!

このやろ~。早く言えよ~!!。」

 

「そんな~il||li _| ̄|○ il||li 。」

 

 

 

酷い。

私酷い。

まるで幼児虐待だ。

他。

 

 

そんな毎日だった。

 

 

けいちゃんが、一昨日、プレゼントをくれた。

 

「遅れてすみません。

お誕生日のプレゼントこみです(*^_^*)。」

 

こんなメッセージがあった。

 

「・・・・・・・・ありがとうございました。

凛さんの幼少期ができて嬉しかったです。

全然絡んでないけど、なんだか近くに感じていました。」

 

 

か、

カワイイじゃね~か~。

すごくカワイイじゃね~か~。

嬉しい!!

いったい、何くれたんだよ。え?

 

 

あ。

癒しグッツだ。

なんだこの、先の丸まった10本ぐらいの針金は(-_-)。

 

あ~。

頭マッサージすんのか。

 

 

 

おい。斉藤 恵子。

お前は、私とずっと一緒にいて、

「この人、頭の血流が悪いんだ。」

って思ったのか!?

 

 

 

イイ読みしてるじゃねぇか。

 

 

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2006年10月10日 (火)

まだ慣れない

『トラブルショー』を観に来ていただいた皆様、

おかげさまで、無事に千秋楽を迎えることができました。

 

本当にありがとうございました!!m(_ _)m。

 

 

 

あぁ。

何度同じ事を繰り返しても、

どうしても慣れない。

 

公演終わった直後の、

この、じわじわくる寂しさが嫌い。

 

何してる時も口ずさんでた、

この甘いラブソングも、悲しい台詞も、

癖で口ずさんでしまうけど、

もう、それは今では、無意味な事なんだな・・・。

 

 

てな感じで。

寂しい。

 

次の役が決まってて、すぐに稽古だといいんだけど、

初めてかも、こんなに空くの。

私、死んだりしないだろうな。

心配。

 

いや、死ぬな。

多分、死んじゃうな。

 

芝居やろう。

 

 

 

死んじゃうと言えば、

私ね、

舞台で2度ほどウエディングドレス着てるんだけど、

2度とも、死んじゃうの。

 

 

ねぇ、なんで?

 

 

そのままではすまさないぞ!!

みたいな感じ?

 

 

  

やめて。

 

 

 

そうそう、

トラブルと言えば、

舞台上で本火を使ってたんだけど、

私も、

本火の着いたランプを持って出てるシーンがあるのね。

舞台上で、フードの付いたマントを羽織ってたんだけど、

マントで置いてたランプ倒しましてね。

倒したランプの上にマント被さってるし。

 

いやぁ、

恐かった~。

 

 

∑(゜д゜υ) !!。

 

 

「あからさまに危ないよこの状態。直せ。直せ。」

 

「でも、泣き崩れてるのに、そっと倒れたランプ直すの冷静すぎじゃねぇ?

芝居が。芝居が。」

 

「衣裳に、火が着いたらどうすんだよ。」

 

「でも、芝居が。芝居が。」

 

「ここで燃えたらストーリー激しくねぇ?どうすんの。」

 

「でも、芝居が。芝居が。」

 

「知らね。燃えてしまえ。」

 

こんな葛藤。

頭の中で、こんな葛藤。

芝居しながら、こんな葛藤。

 

恐かったよ。

火で、ランプ割れてたし。

 

私の演じた役の役は、「悲劇のヒロイン」だったけど、

あのせむしの父との別れのシーンで、

マントに火が着き、

「ぅあちっ!!」

とか言ったら、笑いもとれたかしら。

  

いや。

笑いはとらなくていいんだよ。

私。

 

 

 

 

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2006年10月 8日 (日)

私達の楽屋

楽屋では、

公演の事や、芝居の話をしているかっていうと、

そうでもない。

 

「迷路が嫌いだ」という話をしていたの。

今日は。

 

「なんで?」

と聞いたら、

 

「迷うから。」

と言う。

 

 

 

 

なんて面白い答えだろう。

私は、軽い感動さえおぼえた。

 

 

 

いや、出られないから」の方が面白い。

と言う人もいた。

 

 

なんて、人はこんなにも違う感覚をもっているのだろう。

と、またまた感動した。

 

違う感覚の役者が集まって、

一つの舞台ができているのだな。

とまたまたまた感動した。

 

 

私は俄然、

「迷うから。」

と言う答えが好き。

 

 

『迷う路』

と書いて、『迷路』だぞ。

 

アレは、

迷うために行くのだ。

 

『岩盤浴』が嫌い。

理由は、『汗をかくから』。

 

これと一緒だぞ。

 

 

こんなどうでもいい話で、

貴重な休憩時間が過ぎていくこの楽屋が、

たまらなく好き。

 

奈実が、

「そこのかわい子ちゃん。」

と言って楽屋に入ってきたら、

全員が一斉に振り向く、この楽屋が、

たまらなく好き。

(ちなみに、奈実は、私に歯磨き粉を借りに来たので、

この「かわい子ちゃん」というには、間違いなく私だ。言っておくけど。

あの人達、み~んな勘違い(-_-)、びっくっりしちゃうよ。)

 

 

『トラブルショー』は、明日、早くも千秋楽。

 

今日、見に来ていただいたお客様、

ありがとうございました。

 

明日も、楽しい舞台、楽しい楽屋で、

お待ちしています。

 

 

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2006年10月 7日 (土)

勇敢な私

私は、

本番のある日は、

楽屋の鏡前に、ずらっと『ジャスミン茶』が並んでいないと落ち着かない。

5本くらいね。

 

みんなは不思議がるけど、

どうしてもそうなの。

 

みんな2度見する。

もう、何年もそう。

 

それから、

お芝居をする2時間前は、

決してものを食べない。

 

ここ3年くらい、そう。

 

無事に、

無事か?

とりあえず事故が無かったので、

無事に初日を迎え、

帰るときに差し入れ台にあった

和美のお母様から戴いた、

私の大好きなパンを握りしめたまま、けいちゃんと帰る。

 

ひどくお腹が空いて、発狂しそうだったけど、

電車には、

舞台を見に来ていただいたお客様が、

どこに潜んでいるかもわからない。

 

 

食べるわけにはいかない。

 

 

発狂するわけにもいかない。

 

 

 

「けいちゃん、まだダメだよね。 (,,-_-)

 

「まだ、ダメです(-_-)。」

 

 

 

今日の舞台を録音したMDを聞いて時間を過ごす。

 

MDに夢中になって電車に、握っていたパンを置いてくる。

 

「凛さん!!パンが!!パンが(*≧口≦)=!!」

 

「何(i|!゜Д゚i|!)!?。」

 

私は、勇敢にも閉まりそうなドアをかいくぐり、

パンを手に、帰還。

危ないところだった。

 

 

凄かった。

私。 

 

 

でも、

パン食べてるところよりも、

見られてはいけない姿だったかもしれない。

  

 

明日の舞台の無事と、

あの電車に、

今日の舞台のお客様が乗っていなかった事を祈ります。

 

『トラブルショー』は、あと2日間。

 

今日、見に来てくれたお客様、

ありがとうございました。

 

明日からも、発狂寸前で、

お待ちしています。

 

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2006年10月 6日 (金)

神頼み

明日、初日。

 

とっとと寝ます。

眠れなくてもとっとと寝ます。

 

後は、舞台の神様におまじない。

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2006年10月 5日 (木)

悪夢

恐い夢を見た。

本番前はみんな、恐い夢を見るという。

 

自分の叫び声で目が覚めた。

 

こんなことって、ホントにあるんだなぁ。

 

 

 

狭い部屋に、

私一人だけ。

大きな虫が一匹、ゆっくりはっている。

 

飛んだ!!\(゜ロ\)

 

こっちに飛んでくる。

逃げたけど、体がゆっくりしか動かないし、

部屋が狭いし、

虫は、

私の髪の毛の中に入った

 

ガサガサ頭の地肌を歩いたので叫んだ。

 

叫んで起きた。

 

 

ね、恐いでしょ?

そりゃ叫ぶでしょ?

頭を探ったけど、虫はいなかった。

 

なんだこの夢。

大丈夫か?

私。

 

てか、帰って来て、

服も脱がずに行き倒れの旅人の様に部屋で寝ていたよ。

たった30分足らずだけど・・・。

 

危ない危ない。

明日も早いのに、目覚ましもかけずになんてこった。

 

ブ、ブログ書かなきゃL(TOT)」 

 

 

あれ?

なんだこれ。

マウスが動かない。

 

私は右に動かしたいんだよ。右に。

なんで上に行くんだよ ( ̄口 ̄∥)

 

だから、

私は左に動かしたいんだよ。左に。

なんで下に行くんだよ ( ̄口 ̄∥)

 

悪夢に似ている。

似ているぞ。

逃げてるのになかなか前に進まない、

あの感じに似ているぞ。

まだ夢の中なのか!?

 

助けてーーーーーー (((( ;゚д゚)))!!

 

 

 

電池だ。電池無いんだ。

  

 

電池買ってきた。

 

 

これこれ。

こうでなきゃ。

やっと思い通りに動くよ (。-_-。) 。

 

 

なにやってんだ。

しっかりしてくれ。

私。

 

 

私がどうであろうと、

電池が無かろうと、

舞台の幕は開くんだな。

 

 

『トラブルショー』の初日まで、いよいよあと1日。

舞台は素敵な夢にして、劇場でお待ちしています。

 

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2006年10月 4日 (水)

どうしてもかけてください

いろいろな役を貰うたびに、

これでもかと言うくらい、髪を痛めつけてきた。

 

私は、アレンジがきくという意味で、髪をロングにしている。

 

ホントはショートが好き。

断然おしゃれだから。

 

カツラもよく使うけど、

やっぱり本物にはかなわない。

 

今回の役は、癖毛みたいなパーマがイメージ。

 

ひどく忙しい合間を無理矢理縫って、美容院へ行ったのね。

 

知らない土地の美容院は恐い。

博打だ。賭けだ。

恐いが、地元の美容院に行ってる時間はない。

 

駅で、よくチラシ配ってるでしょ?

それに食い付く。

 

そんで、

「場所は?」

 

「え?

あ~、このスーパーの横を入ったところです。」

 

「何時までに入ればいいの?」

 

「え?

あ~、7時までに入れば大丈夫です。」

 

「パーマも?」

 

「え?

あ~、大丈夫です。」

 

 

普段、チラシを配った人に質問攻めにされることはないんだろうね

結構困ってた。

 

「癖毛みたいなパーマお願いします(^_^)。」

 

「・・・この髪は、今まで何をしてきたんですか?(^_^;)。」

 

「え~と、

デジタルパーマのあと、かからなかったので、

スパイラルを2回、そのあと、ストレートに(^_^)。」

 

「・・・パーマはお勧めしません。

髪の限界です(^_^;)。」

 

「いえ、行っちゃってください。

丈夫な髪です(^_^)。」

 

「・・・かからないかもしれません(^_^;)。」

 

「うそ~ん。頑張っても!?(-_-)」

 

「はい。頑張っても。(-_-)」

 

 

そんなカウンセリングを3件。

 

 

「う~・・・自分でセットします(´・_・`)

巻き方教えてください。見て憶えますから。」

 

もう、3件目でも断られ、

ここ何日かの疲れと睡眠不足で、

私は限界を感じ、ついに私は折れた。

 

「こう、ブロックに分けてですね、内巻きに・・・・・・。」

  

「はい。」

 

「それで、同じように・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

ガクッ。 

「あ!!すみません。寝ちゃいました。」

 

「はは。そうかな~と思いました。もう一回やりますね。」

 

 

いい人だった。

ホントはイラっとしたに違いないけど、丁寧に2通り教えてくれた。

 

私は、疲れと、人に髪をさわられてる気持ちよさで、

事もあろうに眠ってしまったが、

白目をむきつつ、なんとか癖毛風の巻き髪を伝授してもらった。

 

恋をしてしまいそうなくらい感謝しつつ、

二度と来ることはないでろう、

飛び込みで入った、北千住の美容院を後にした。

 

 

『トラブルショー』の初日まで、あと2日。

居眠りせずに、皆様のお越しをお待ちしています。

 

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2006年10月 2日 (月)

素敵なところ

『シアター1010』

お客として観に来たことはあるけど、

舞台からの景色は初めて。

 

一目惚れだった。

涙が出そうだった。

 

 

舞台。

それは、とてつもなく素敵なところです。

 

照明、セット、音楽、空気・・・。全て。

  

 

だけど、

危険もいっぱい。

 

昨日、脳天強打した。

  

それはそれは潔く無防備に、何の迷いも無く。

 

痛すぎてぐうの音もでなかった。

 

こんな時に使うか?

まぁ、いいや。

 

そんな感じ。

 

 

高い所に上るシーンがあるのね。

 

北千住の稽古場で組んだセットに、

階段を登りきった所の頭上に、鉄柱が横に走っている。

 

登りきって上に体を伸ばしたら、

ドン。

 

ゴン。

 

いや、

ボン。

 

何でもいいんだけど、

そんな鈍い音が響いた。

 

あまりの音に、私の後ろにいたけいちゃんは、

引き気味。

 

みかさんは、アイスノンを持って私のもとへ。

 

「大丈夫です~。」

の声もひょろひょろしていた。

 

今日は、その現場に、

色とりどりのビニールテープが

『危険です』と、言わんばかりに垂れ下がっていた。

 

私みたいなアホでも一目瞭然なように。

 

あまりの派手さが少し悲しかった。

  

  

今日は少しだけ舞台作りを手伝った。

 

「このヒモ持ってて。」

と言われ、

あまり舞台作りの現場に慣れていない私は、

喜び気味で、ヒモを握る。

 

何があっても放さないぞ。

 

そんな勢いで、ヒモを握る。

 

ヒモはグングン上に上がっていく。

 

だけど、何でも

『良きところ』というものがあるものです。

 

私はそれを逃した。

 

「ちょちょちょちょ、

これ放してイイの?ねぇ、イイの?イイのか~い!?」

 

私は宙に浮いた。

 

「凛ちゃん、放して放して!!。」

 

吉成君の言葉が無かったら、

私はちょっとした拷問を受けてる図になっていた。

 

要らない根性を出しちまった。

 

小鬼の角の様に飛び出した昨日のたんこぶは、

こころなしか今日は小さくなっていた。

 

 

『トラブルショー』の初日まで、あと4日。

無事な姿で、皆様をお待ちしてます。

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2006年10月 1日 (日)

偏見

今日、

袈裟を着たお坊さんが、

電車のホームで、小銭をばらまいていた。

 

不思議な光景だったの。

私には。

 

お坊さんは袈裟を着て、

小銭でチョコレートを買ったり、

スイカですいすい改札を通ったり、

電車に乗ったりしないと思ってた。

 

さすがに、袈裟を着て、

ディズニーランドに行ったり、

焼き肉屋に入ったり、

寂しくて、ブランコをこいだりしないであろう事は分かる。

私服だって着るだろうしね。

 

電車も乗るイメージが無かったから、

少し衝撃的だったわ。

 

まぁ、

袈裟を着てるって事は、お仕事中なわけで。

車に乗らなきゃ、普通に電車に乗るであろうし、

当たり前なんだけど、

 

なんか、なんかなんか、

 

顔パス。

 

じゃないけど、

 

職業パス。

 

みたいな、

 

なんか、なんかなんか、

そんな特別な感じがするじゃない。

 

合掌したら、改札開いちゃうみたいな、

間違ったイメージ。

  

  

そりゃぁ、普段、お坊さんについて考えたりしないし、

友達と語ったりしないし、

私には初めて見た光景だったもんでね。

  

  

よく考えたら、

お坊さんが、それほど特別な生活をおくれるとしたら、

新たな犯罪が増えるよね。

 

お坊さんをよそおった、

  

 

坊さん詐欺。

 

とかね。

 

しかし、袈裟には似合わない行動がいくつもあるな。

とか考えながら、電車は北千住に着いた。

  

 

『トラブルショー』の初日まで、あと5日。

様々な職業の方のお越しをお待ちしてます。

 

 

 

 

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