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2006年11月22日 (水)

『姉。』

何年かぶりに西新宿で、『姉。』と食事をした。

   

      

 

ウェイトレスが注文を聞きに来る。

 

「あ、お姉ちゃん、何頼めばいいの?」

 

「えーと、サラダバー2つ。」

 

「ご姉妹ですか?。」

 

「はい。」

 

「あ、お前。」

   

 

「目がよく似てらっしゃいますね。」

 

「はい。よく言われます。」

 

「あ、またお前。」

 

 

 

何年経っても、場所が何処に変わっても、

『姉。』と出かけた先の店員さんとこんな会話、よくあったな。

「お姉ちゃん。」と呼べば、

そりゃあ、姉妹だと思うわなぁ。

   

 

しかし、いいかげんだなぁ。

「目」似てんのか?

   

 

外国人は日本人の顔がみんな同じに見えると言うけど、

ウェイトレスさん、日本人だったよなぁ。

 

 

久しぶりに『姉。』に会った嬉しさと、

サラダバーのすごさに興奮して、

私は過呼吸気味だった。

 

 

 

 

『姉。』は、私と腹違いだ。

 

 

種も違う。

 

 

血は繋がっていない。

 

 

 

 

『姉。』と初めて会ったのは、私が10代の頃。

丸の内の喫茶店のバイトで。

 

 

『姉。』は、小柄で色白で柔らかい感じの可愛い人だった。

私は耳をピンと立て、しっぽを振ってまとわりついたが、

『姉。』は、人種の違いを感じてか、少し迷惑そうだった。

   

 

今も外見は変わらないけど、

この頃の『姉。』は、どちらかというと、内に秘める、おとなしい女性。な感じがした。

そして、周りから侵されたくない自分の世界を持っている人だった。

これは、今も昔も。

   

 

 

だけど私にはわかった。

匂いでわかった。

間違いなく、『笑いの血』が流れていることに。

    

 

 

どこか、距離をとろうとする『姉。』。

私の行動や言動に呆れ気味な『姉。』。

そして引き気味な『姉。』。

   

 

私はそんなものに負けはしなかった。

    

 

いつしか私と『姉。』は、

休みの日も共に過ごすようになり、

『姉。』のご家族とも仲良くしてもらい、

何年か、腹がよじれるほど楽しい喫茶店で共に毎日を過ごした。

    

 

 

クラゲの様な楽しいバイト生活をしていた私は、

ある日、不思議なものに出会った。

   

 

 

「私、舞台に立ちたいの。」

そう、『姉。」に告げると、

少し驚いてはいたようだったけど、

楽しそうに聞いてくれた。

   

 

 

別々の生活をするようになった私達は、

あまり会うことはなくなったけど、

『姉。』は、

私の初舞台『コンチェルト』から、

ずーーーーーっと、舞台を観に来てくれている。

   

 

 

普通、役者の知り合いで舞台を観に来ると、

アンケートなんかに、

自分の知り合いが良かった。

みたいに大抵書くけど、

『姉。』は、決してそんなことをしない。

 

 

 

名指しで私をばっさり斬る(-_-)。

友達なのに。

   

 

「もっと笑いとれるだろう~。」

と、ダメだしされる。

   

 

だから、

褒められた時は、他の人の倍嬉しい。

   

 

 

『姉。』は、離れている間に、パワーアップして、

更に独自の世界を持つ女になっていた。

 

 

 

若手芸人を売れる前からチェックしているし、

一人で『寄席』に行くのが趣味だという。

それから、メガネをかけた男前も好きだった気がする。

『サルティンバンコ』が思い出せなくて。

『ボリショイサーカス』とか、

『木下サーカス』とか言っていた。

懐かしいじゃねぇか。

   

 

 

『姉。』は、

私のブログで大暴れ。

   

 

過去に、

『姉。』のコメントが楽しみ。」

と言う、コメントが、何件来たことか。

   

 

劇団員にもよく

『姉。』は、何者だ?

と聞かれる。

   

 

『姉。』?

私が語るより、

コメントで、姉のちょっと辛いおもしろさが伝わるんじゃないかしら。

   

 

 

今度、

一人で行くのが趣味みたいだから、申し訳ないんだけど、

『寄席』に連れて行ってもらおうと思っている。

 

 

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コメント

『笑いの血』か・・・。
いいなぁ~。(*´ε` *)
笑われるんじゃなく、笑わせられる。
能力者ですね。

お二人が姉妹に見えたのは・・・たぶん、
オーラが同じなんですね。
ほら、よく言うじゃないですか。
似たもの同士とか、
飼い主に似るとか・・・。(゚ー゚)

投稿: 泡波 | 2006年11月22日 (水) 15時05分

どうも、姉。です。
このたびはご紹介にあずかりまして・・・
うれしさの余りこの日記をプリントアウトして
小冊子をこさえてしまいました(仕事中に)。

あおしまにひとつ言っておきたいことがある。
「ボリジョイサーカス」でなく「ボリショイサーカス」だぞ!
そこんとこよろしく。

投稿: 姉。 | 2006年11月22日 (水) 17時03分

>泡波さん。

いやぁ、そんな大それたものじゃ・・・。
『笑いの血』は、ただ、『笑いが好き』くらいなものです。はは。
それから、これは大事なことなんですが、どっちが『飼い主』ですか(・_・)?

投稿: りん>泡波さん | 2006年11月22日 (水) 21時49分

>姉。

いつも、仕事中にブログ見てくれてありがとう。
首にならないでね。

『ボリショイ』ね。
ネタ帳に、『ボリジョイ』って書いちゃったからさ。
直したよ。てへ。

投稿: りん>姉。 | 2006年11月22日 (水) 22時00分

いい話やな~お姉さんのように、見てくれる人がいたら幸せやね。りんさんにとって大事な人っていうことがよくわかりました。うちの兄貴は会うとお互い酒飲んで潰しあいながら、議論します。。最後は時間切れドロー。でも大好きな兄貴です。

投稿: ひろりん7 | 2006年11月22日 (水) 22時56分

>ひろりん7さん。

はい。とっても大切な人です。 
潰しあい議論。いいですねぇ~。
私は一人っ子なので、兄弟が、すごく羨ましいんですよ。

投稿: りん>ひろりん7さん | 2006年11月23日 (木) 09時18分

姉。という文字を見てなぜか思い出したf^_^;いいじゃないですか!『姉。』という響き。まるで『モーニング娘。』みたいな(^O^)姉に丸は欠かせないもの?そして、青島さん初舞台のコンチェルトを見てくれてありがとうございます!ご挨拶が遅れましたが、青島さんの隣によくいたたっちです。姉。青島姉妹に光栄あれ!(笑)

投稿: たっち | 2006年11月23日 (木) 10時37分

>たっち。

『。』?。
『。』は必要だよ~!!。多分(・_・)。

たっちゃーん、『姉。』は、自己紹介しなくてもちゃんとわかてるよ~(^-^)。
『コンチェルト』の歌もカラオケで探したらしいからね~。あるわけないのに(*^m^*) 。てか、またこんなとこで挨拶しやがって。

投稿: りん>たっち | 2006年11月24日 (金) 09時58分

どうも、しつこく姉。です。

>泡波さん
もちろん私が「飼い主」ですよねー!
だって私の方が年上なんですから♪

>ひろりん7さん
うちは(うち?)ボケで潰しあいしてます。
もちろん素面で(^-^)b

>たっちさん
その節は妹がお世話になりました。
よく存じておりますよ~たっちさん。相手役でしたよね。
思えばあれが私のミュージカル観劇デビューだったのかも…。

投稿: 姉。 | 2006年11月24日 (金) 10時04分

あ、コメント返してるよ。

投稿: りん>姉。 | 2006年11月24日 (金) 10時12分

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