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2006年12月 4日 (月)

うっかりね

いや、

そんなに強い意志があるわけでもなく、

さほど興味があるわけでもなく、

私はアホ面で表の注意事項を眺めていたんだ。

ただなんとなく眺めていたんだ。

 

 

だから、プラカードを掲げたおばさまに気付きもしなかった。

 

 

ビックリした。

おばさまは、張り紙いっぱいの扉に同化していて、

動いてこっちに来たときには、そりゃぁ、ビックリしたさ。

小さく悲鳴も上げたさ。

 

 

「どうぞどうぞ、中に!!

ぜひよろしくお願いします。」

 

「え?

あ・・・そうです・・・か?

じゃあ・・・(^_^;)。」

 

 

 

なんつって、思わず入ってしまった献血ルーム。

 

 

 

私はいったいどうなってしまうんだろう。

この団体は、本物なのか?

見知らぬ国のサーカス団に売られてしまうんじゃなかろうか。

玉乗りの一つでも憶えておくんだった。

うちの劇団の演出家(ハマナカさん)は、

「一芸を持ちなさい。」

と言ったことがある。

そうか。こんな時にも役立つじゃないか。

 

 

 

私は不安であればあるほど、

余裕があるように振る舞う習性がある。

 

 

 

チェック項目もクリア。

待合室でしばらく待機。

 

 

 

「温かい物でも飲んでいてください。」

 

「うす。」

 

  

 

な、何!?

カップの自販機が2台!?。

数十種類のジュース。

しかも素晴らしいチョイスだ。

献血すると、オレンジジュースがもらえるとは聞いていたが・・・。

飲み放題とは・・・、

なんて自由な・・・。

なんて太っ腹な・・・。

ここまで進化していようとは・・・。

 

 

 

うわ~、『バニラオレ』だって~。

飲みて~(>_<)。

 

 

 

しかし、

すぐに飛びついては、

ジュース目当てだと思われてしまう。

それは不本意だ。

 

 

 

 

  

 

そろそろいいんじゃないの?

 

 

  

 

 

私は気がなさそうに

『バニラオレ』のボタンを押す。

そして静かに元の席に着く。

 

 

 

 

な、何!?

お煎餅が食べ放題!?

しかし・・・

初めてで、

一人で・・・、

それは出来ないよ・・・。

 

 

 

うわっ。

マンガも読み放題かぁ。

マン喫じゃん。マン喫。

 

 

 

 

おっ。

なんだ?

あのおじさん。

 

 

 

占い師だ!!。

手相占いだ!!。

見てもらいて~(>_<)。

でも、でも・・・。

お。

午前中はマッサージだったのか。

「青島さ~ん。」

 

「は~い(-_-)ノ 。」

 

 

 

「血液を検査しますね。」

 

「うす。」

 

 

 

「あら。いいですね~。濃さも。」

 

 

知ってる。健康診断でも言われた。

 

 

「あら。あなたの血、ツッコミ指数が高いですね。」

 

 

言わない言わない。

言ったら面白いけど、言わない。

 

 

「B型?。」

 

「うす。」

 

「じゃぁ、あちらで血圧を測ってください。」

 

「うす。」

 

 

 

 

「問題なしです。」

 

 

 

あ、いいんだ。

血圧低いのは問題ないんだ。

へ~。

 

 

「横になって下さい。

気分が悪くなったらすぐ教えてくださいね。」

 

「うす。」

 

 

  

私のベッドの前にはTV。

数十台のベッドに1台づつのTV。

リモコンも渡される。

 

 

 

「初めチクッとしますけど、

痛みはすぐ治まりますよ~。」

 

 

 

針のあまりの太さにギョッとする私。

もちろんすぐに余裕の顔。

うわ(゚ロ゚) 

入った入った(゚ロ゚)

針入ったよ(゚ロ゚)

すげ~(゚ロ゚)

お~お~お~お~、凄い勢いで血が採られてるよ~(゚ロ゚)

「・・・TV見てていいのよ(^_^;)。」

 

「(゚ロ゚)・・・ あ、見過ぎですか?。私。」

「見過ぎ。」

 

 

 

瞬きもせずに一部始終を凝視している私を不気味に思ったのだろう。

看護婦さんは、やたらとTVを勧める。

 

 

 

見るもんか。

こんな時にTVなんか見るわけないだろう。

はっ。

そうか、上級者になると余裕でTVを見ているのか。

そうか。

あさはかだったil||li _| ̄|○ il||li 。

 

 

 

私はTVを見る(ふりをする)。

血液を送り続ける管が気になる。

管チラ見。

TV。TV。チラ見。TV。チラ見。TV。

「大丈夫よ。ちゃんと200で止まるから(^_^;)。」

 

 

 

なっ!?

誤解されたι(◎д◎υ)ノ !!。

ビビってると誤解されたι(◎д◎υ)ノ !!。

 

 

 

・・・いや。違う(-_-)。

見透かされたんだ。

この人達はプロだ。

どんなに私が取り繕っても、わかってしまうんだ。

・・・恐るべし、熟練看護婦(- -ノ)ノ

 

 

 

「はい。終わりました。

後で気分が悪くなる方もいるので、30分休憩してから帰ってください。

倒れちゃう人もいるの。

あそこで、たくさん水分取ってください。」

 

「うす。」

 

 

 

飲めって言われちゃったしな(-_-)・・・。

 

 

 

私は仕方なく(をよそおい)無料販売機のボタンを押す。

『ベジータベータカロチン』なんか押しちゃうじたい、

ちょっと貧血ビビっている。

 

 

カードをもらった。

次回献血可能日が記されている。

 

H19. 1月1日

 

めでたいじゃないか。

  

 

 

プロフィールに、

趣味・・・ブログ・献血    

も、なかなかキャッチーなんじゃないかしら。

 

 

「また来ます(。-_-。) 。」

そう言い残して私は、初めての献血ルームを後にした。

今度は占いも必ず。

お煎餅も、いつもより多めにしておいてください。

 

 

 

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コメント

あおしま本当は言われただろ。
「あなたの血、ツッコミ指数が高いですね。」って。
姉は何でもお見通しじゃ。


自称「献血マニア」の私は20歳の頃よく友達と
献血ルームにお茶とお菓子目当てで行ったものだ。
もちろん血も毎回200ほどくれてやっていた。
だけどそんなある日言われちまったよ。。。
「来すぎです。もっと間をあけてから来て下さい」って。
血採られるの好きなのに…ちょっとフラれた気分だったな。

投稿: 姉。 | 2006年12月 5日 (火) 16時21分

>姉。

そんなこと言う看護婦さんが本当にいたら、世の中がほっとかないさ。

あ、お姉ちゃん『献血マニア』?。
今度行こうよ。献血。

なんだ、この誘い。

女子は年間800しか採っちゃいけないんだってね。
ギリギリまで行くぞ。ギリギリまで(*`θ´*)。

投稿: りん>姉。 | 2006年12月 5日 (火) 18時00分

年間800?!・・・知らなんだ。
あ、そーかー。女子は下からも出てるからだな。
よし!目標年間800ml!!
行くぞー!おー!! (`θ´)/

投稿: 姉。 | 2006年12月 6日 (水) 12時00分

おい!姉妹!少し恥じらいをもちなさい(>_<)男の子も見てますぞ!帰宅…

投稿: たっち | 2006年12月 6日 (水) 21時01分

>姉。

知らないで行ってたの( ̄○ ̄;)?
危険だなぁ。
まぁとりあえず次は献血デートね!。

投稿: りん>姉。 | 2006年12月 7日 (木) 00時15分

>たっち。

えー!?。姉妹って・・・気を付けます(/_;)。

投稿: りん>たっち | 2006年12月 7日 (木) 00時22分

献血カーは仕事場に来ます。


俺なら下から出ないし、一回1000mlは余裕なんだけど。
献血の人は堅いからね。…400って。
もっと採っていいよ。あれを飲ませてくれるなら。

投稿: 泡波 | 2006年12月 7日 (木) 00時40分

>泡波さん。

向こうがわざわざ出向いて来るんだぁ。
なんか凄いなぁ(・_・;)。
催促だね。
『血ぃくれ』みたいなね。

いくらなんでも1000はやりすぎですよ。1000は。

投稿: りん>泡波さん | 2006年12月 7日 (木) 01時46分

私も献血カーで何度か献血したけど、やっぱり献血ルームの方が
いろいろ揃ってていいよねー。献血カーでもらった飲み物は
紙パックのやつだったし。。。
ウワサによると池袋の献血ルームはサービスがすごいらしい。
どうすごいのかは知らないが…池袋で献血デート♪♪

投稿: 姉。 | 2006年12月 7日 (木) 11時31分

>姉。

決まり。池袋(^-^)。

投稿: りん>姉。 | 2006年12月 7日 (木) 20時59分

うん。池袋は、言ってみれば食事。

・・・らしい。

投稿: 泡波 | 2006年12月 8日 (金) 01時09分

>泡波さん。

『食事』ですか・・・。素晴らしいですね(^-^)。
お昼ご飯をぬいて、姉。と行ってきます。
あ。
食事してないと、献血できないんでしたっけ(-_-#)。

投稿: りん>泡波さん | 2006年12月 8日 (金) 09時21分

>姉さま

「池袋の献血ルームはサービスがすごいらしい」って・・・

何その東スポ裏情報的なコメントは。
どこで仕入れてくるんですか

「月刊献血の友」みたいな雑誌があるのかも

投稿: MUTE | 2006年12月 8日 (金) 15時48分

>MUTEさん。

すみません(-"-;)。姉はですね、会社のパソコンで『帰宅』見るので、お返事は月曜日以降になると思われますf^_^;。
いつもお世話になっておりますm(_ _)m。

投稿: りん>MUTEさん | 2006年12月 9日 (土) 12時19分

( ̄◇ ̄;)!! 私宛てにコメントが届いてる!!
他人のブログでも気が抜けないわね。


>MUTEさん
お返事遅くなりましたm(_ _)m
えぇ、わたくし仕事中にブログ徘徊しておりますけど、何か?

若者にも献血をしてもらおうと、都心の献血ルームは
若者が好みそうな餌を仕掛け・・・・・サ、サービスを揃えて
待ち構えている、というのをTVか雑誌か何かで
見たことがあるのです。
「月刊献血の友」。あったら確実に毎月もらいに行きますよ、私。

投稿: 姉。 | 2006年12月11日 (月) 12時33分

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