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2006年12月 7日 (木)

体が勝手に

爽やかな朝

一日の始まり。

朝の光は、希望に満ちて、無敵だ。

昨日よりも、もっともっと、頑張れそうな気がするよ。

 

 

自転車でレッスンに向かう。

 

 

後ろからバイクが私をぬかした。 

 

 

あれは、もしや・・・佐野君だ。

 

 

 

・・・。

 

 

 

信号で止まった。

 

 

 

その瞬間、頭とは別に、

私は猛烈にペダルをこいでいた。

それはそれは猛スピードで。

 

 

  

信号待ちをしている佐野君をとらえると、

『どうだ~(っ`∀´*)。』

と言わんばかりに満面の笑みで佐野君を振り返る。

小躍りするような、私の異常な喜び様に、

コントの様な2度見をする佐野君。

 

  

 

さあ、逃げ切らなくては。

私は競輪選手ばりの走りで逃げる。

が、あっけなくぬかされる。

 

 

 

なんだあの

私をぬかす時の、佐野の余裕の微笑みは。

「赤子の手をひねるようだわ~。」

みたいな顔。

カチンと来たぞ。カチンと。

 

 

 

と、車が出てきて、バイクが通れない。

 

 

今だ!!。

今だ!!。

神はまだ私を見放していない。

再び猛ダッシュ。

 

 

 

佐野君をとらえる。

 

 

さっきの6倍の喜びを全身で表現する。

足の裏で拍手したいぐらいだ(しないけど)。

佐野君、目が点。

 

 

 

このまま、稽古場にゴールだ。

今度は立ちこぎで逃げる。

空気抵抗も考え、

頭も上げない。

もう少し!。あともう少し!。

 

 

 

が、

ふと横を見ると、

佐野君がスピードを緩めて私と並んで走っている。

「はっはっはっはっはっ。」

ブォーン。

佐野君は走り去り、黒ごまみたいに小さくなった。

 

 

 

 

  

ぬぁーにが、

「はっはっはっはっはっ。」

だっっ!!ヽ(*`Д´)ノ

 

  

くそーーーーー!!。 

 

 

 

 

私の頑張りどこは、

ここじゃないだろう。

それだけは、はっきりとわかっている。

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