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2008年7月 5日 (土)

『マリオネット』1

基本的に、

役者が変われば、

同じ役を同じようにとらえても、

違うものになると思う。

どの役だって。

だって、違う人間がやっているんだから。

 

 

でも、

『マリオネット』ソフィーって役は、

違い過ぎるっ。

と、両組を観て下さった方は思ったかしらね。

多分。

 

私も、最初から、

あんな感じにやっていたわけではなく・・・、

いろいろ悩んだよ。

劇場入りしても苦しんでたなぁ。

結構。

難しい部分も出てくるしね。

 

 

稽古も大詰めになってからかしら、

あんな風にしたのは。

 

ミュージカル座の良いところ(私はそう思っている)は、

自由なところ。

そんなにきっちり役のイメージを演出家が

押しつけることはあまりないの。

 

 

もしもこんなソフィーだったら・・・

タラッタラッタッタっ。

なんて、

『もしもシリーズ』みたいに、

おもちゃ箱をひっくり返しはじめた。

より私らしい『ソフィー』を。

通し稽古をしているそんな時期に。

一種の病気ね。

 

 

もちろん、

演出家にも、

中本君にも、

ダメだったら戻すから、

やってみていい?。

と、了解を得て。

 

 

何が正解!

何が正しい!

なんて言わずに、

「あのソフィーも観てみたいな。

何通りにも出来るよ。」

って言ってくれた、

作品に一番こだわりがあるであろう演出家。

 

 

全く違うタイプの役とやるなんて、

本当に大変だっただろうに、

「大丈夫。

その方が新鮮で楽しいから。」

と、ドーンと受け止めてくれた頼もしい中本君。

 

 

ダブルのダメ出しって難しいと思うのに、

私って役者を一番理解して、

信じて、

アドバイスをしてくれた大切な理解者、和美。

そして、信頼できるカンパニーの仲間。

 

 

そして、

稽古では、

『片桐ソフィー』『青島ソフィー』と、

別物として呼ばれるようになった。

 

 

音楽監督も、

キャラクターによってダメ出しをくれた。

 

 

照明さんも、

音響さんのきっかけも、

細かく違っていた。

 

外をそんなに知らないけど、

あり得ないことだと思う。

 

 

今思えば、

感謝で泣きたくなってしまうくらい。

 

どちらかの組を観て、

『マリオネット』を楽しんでくれたら嬉しい。

 

両班観て、

『マリオネット』をもっと楽しんでくれたら、

もっと嬉しい。

 

 

そんな風に話していた。

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コメント

お二人のソフィーはお互い違う解釈から成り立っていて、

どちらも異なるアプローチから導き出されたもので、

どちらもいくつもある「解」のうちの一つなんですよねhappy01

和美さんのソフィーはちょっと不思議ちゃんcoldsweats01のような

雰囲気もありつつ、和風な侘び寂びというか、日本的な
ウェット感のある感情表現に、凛さんのソフィーは
お転婆な女の子の側面が強調されつつ、さばさばとした
感情表現にそれぞれ持ち味があったように感じました。

「不思議なラヴストーリー」のダブルだった会川さん

の時と同じか、それ以上に個性がでていたと思います。

両組とも観た上、各組それぞれ2回観ることができて

良かったです。

僕個人としては「コンチェルト」と並んで再演を強く希望
する作品の双璧になりましたhappy02

投稿: がーくん | 2008年7月 5日 (土) 16時09分

>がーくん
 
4回も・・・
ありがとうございましたm(_ _)m。
頭上がりません。
 
 
再演希望の声が凄く多いので、
きっと再演になると思いますよ!。

投稿: りん>がーくん | 2008年7月 6日 (日) 01時27分

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